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静電気対策はこれで安心!サンハヤト デジタル静電気探知機 EG1 レビュー - 見えない危険を数値でチェック

静電気は意外と身近な危険!デジタル静電気探知機EG1で可視化

冬の乾燥した時期、そして静電気を感じやすい素材を扱うとき、静電気は私たちに不快感を与えるだけでなく、電子機器の故障や火災の原因にもなり得ます。特に精密機器を扱う工場や研究室では、静電気対策は必須です。そんな中、静電気の発生状況を簡単に確認できるのが、サンハヤトのデジタル静電気探知機 EG1です。

サンハヤト デジタル静電気探知機 EG1 の特徴

  • 非接触測定: 対象物に直接触れることなく静電気を測定できるため、安全かつ迅速にチェックできます。
  • デジタル表示: 大きく見やすいデジタル表示で、数値が正確に把握できます。アナログメーターのように針の読み取りに迷うことがありません。
  • バックライト付き: 暗い場所でも測定値をはっきりと確認できます。
  • 測定範囲: 0~±19.9kVと、一般的な静電気の範囲をカバーしています。
  • コンパクト設計: 持ち運びやすく、場所を選ばずに使用できます。

実際に使ってみた感想

実際にEG1を使ってみて驚いたのは、静電気の発生源を特定できること。例えば、カーペットの上を歩いた後に、自分の体にどれくらいの静電気を帯びているのか、一目で確認できます。また、パソコンのケースやプラスチック製の椅子なども、意外と静電気を帯びやすいことが分かりました。

測定は非常に簡単で、電源を入れて探知したい対象物に50mm程度近づけるだけです。測定値は瞬時にデジタル表示され、数値の変化も確認できます。バックライトも明るく、暗い場所でも問題なく使用できました。

他の静電気探知機との比較

静電気探知機には、様々な種類がありますが、EG1は特に使いやすさと測定精度に優れていると感じました。例えば、一部の安価な静電気探知機では、測定値が不安定だったり、デジタル表示が小さくて見にくかったりすることがあります。また、接触式の静電気探知機では、測定時に対象物を触る必要があるため、精密機器の検査には不向きです。

一方、より高価な静電気探知機では、測定範囲が広かったり、データロギング機能が搭載されていたりすることがあります。しかし、一般的な静電気対策としては、EG1で十分な性能を発揮します。

例えば、テルスターの静電気チェッカーも人気がありますが、EG1の方がコンパクトで持ち運びやすく、デジタル表示も見やすいというメリットがあります。また、キーエンスの静電気測定器は高精度ですが、価格がEG1とは比較にならないほど高価です。

こんな人におすすめ

  • 精密機器の製造・検査に関わる方: 静電気による故障を防ぐために、日頃から静電気の発生状況をチェックしたい方。
  • 電子工作やDIYが好きな方: 静電気対策をしっかりと行いたい方。
  • 乾燥しやすい季節に悩む方: 静電気による不快感を軽減したい方。
  • 静電気の危険性を理解している方: 静電気による火災や事故を防ぎたい方。

メリットとデメリット

メリット:

  • 非接触で安全に測定できる
  • デジタル表示で見やすい
  • コンパクトで持ち運びやすい
  • 比較的安価

デメリット:

  • 測定範囲が限られている
  • データロギング機能がない

まとめ

サンハヤトのデジタル静電気探知機 EG1は、静電気の発生状況を簡単に確認できる便利なツールです。非接触測定、デジタル表示、コンパクト設計など、使いやすさを追求した設計が魅力です。静電気対策に関心のある方は、ぜひ一度試してみてください。